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 暴力事件から3年 阿南の病院が参考書

 患者の暴力、暴言から病院スタッフを守り、安心・安全な医療を提供するための参考書として、徳島県阿南市羽ノ浦町の阿南共栄病院(三宮建治院長)が「モンスターペイシェント対策ハンドブック」(128ページ、定価1000円)を制作した。

 医療従事者向けに編集されたもので、実体験に基づく具体的な対策法を記した書籍は珍しいと言い、同書は22日から一般書店でも販売される。

 同病院では、3年前に患者による暴力事件が発生して以来、県警と合同で院内研修会を実施し、暴言や暴力行為の事例報告も定期的に行ってきた。また、医師らを支援するメンタルヘルス小委員会、患者やその家族の意見を聞く相談室などを設置して、病院スタッフの保護と、安心・安全な医療の提供を目指してきた。

 それらの経験を踏まえ、同書には、▽実践的なマニュアルの具体例▽病院内の体制作り▽警察や弁護士との協力方法――といったモンスター患者に対する有効な対応策を掲載。モンスター患者の特性や医療現場での関わり方、また、「酒酔い状態で来院し、多人数で暴力を振るう」「担当スタッフを指名し、治療に従わない」といった具体的な事例も紹介している。

 書店での販売に先立ち、同病院では29日、同書がスタッフに配布された。同時に院内で対策研修会が開催され、県警職員によるモンスター患者の実演などに病院スタッフら約150人が参加した。

 「院長を出せ」と無理難題を言うモンスター患者に、看護師ら3人が対応。講評も行われ、「まず本人なのか確認して、相手が落ち着くまでしっかりと話を聞いて下さい」などの具体的なアドバイスに、参加者は真剣な表情で耳を傾けた。

 同病院の看護師、成松ちどりさん(50)は「もっと早くこの本が出版されていれば。本や講習を通して、対応法を学びたい」と話し、執筆した産婦人科の滝川稚也部長(44)は、「地方の小さな病院が、モンスター患者に対応するにはどうすれば良いか、考える一助になれば」と話していた。

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教員の質を向上させることは、保護者や子どもにとっても大きな課題であり、願いでもあります。文部科学省の中央教育審議会では、現在、教員の資質能力の向上策を審議していますが、いまひとつ決め手に欠けるのが実情のようです。そのようななかで、国立教育政策研究所(外部のPDFにリンク)は、優秀な教員はどうやって生まれたのかを調べた結果を発表しました。さて、優秀な教員を育てるために必要なものとは、何なのでしょうか。

調査は、2010(平成22)年2月から3月にかけて、「優秀教員」として都道府県・政令指定都市の教育委員会が推薦した教員を対象に実施し、223人から回答を得ました。

まず、教職を志したきっかけを聞いたところ、

1位が「教師との出会い」

2位が「大学や学部の選択」

3位が「家族の影響」の順でした。

さらに、教職を目指した理由は、

1位が「仕事のやりがい」

2位が「教えるのが好き」

3位が「教師へのあこがれ」

となっています。優秀教員には、学校時代に尊敬できる教員に出会い、子どもの教育という仕事に、単なるあこがれよりもやりがいを求めた人間が多い、と言えそうです。

また、教員としての自分に影響を与えた学校時代の経験は、小学校から高校をとおして1位が「教師の人柄」であり、大学時代でも1位が「教育実習先で出会った教師」でした。優秀教員にとって、良い教員との出会いは常に不可欠なようです。

教員になってから影響を受けた経験を聞いたところ、大学院などでの長期研修を除けば、1位と2位に挙げられた経験は、教職5年未満までは「学校内での優秀な教員との出会い」「学校外での優秀な教員との出会い」、教職5年以上では「学校外での優秀な教員との出会い」「学校内での優秀な教員との出会い」でした。新採のころは学校内の先輩教員、ある程度経験を積んでからは他の学校の教員との出会いが、大きな影響を及ぼしたようです。

教員生活全体を振り返った場合の影響を受けた経験では、

1位が「学校内での優秀な教員との出会い」40.4%

2位が「学校外での優秀な教員との出会い」15.2%

3位が「教科等の研究会での活動」7.2%

4位が「学校内での授業研究」6.7%

5位が「在任校の研究指定」4.9%

などの順で、圧倒的に同じ学校の中で、先輩教員などから影響を受けた割合が高いことがわかります。

教員の質の向上のために、教員養成課程の改善や研修の充実などは、もちろん重要です。しかし、先輩・後輩や同僚同士が良好なコミュニケーションを取りながら互いに高め合う環境から、優秀な教員が生まれるという事実を見落としてはなりません。

教員に対する社会の目は厳しくなる一方ですが、教員間のコミュニケーションさえ満足に取れないほどの多忙化は、教員全体の質の低下につながるかもしれません。人間が人間を教える教育という仕事において、その教員を育てるのも教員であるという視点も、必要なのではないでしょうか。


 茨城県つくば市、筑波大学、インテルは26日、教育、健康、行政から市民への連絡などをIT(情報技術)を使って改革するプロジェクトを連携して始めると発表した。市内全53小中学校で、12年4月から独自の教育カリキュラムを実施するほか、筑波大で、大学院生を対象にコミュニケーション能力を育成するカリキュラムを開発する。また、平時、災害時とも役立つ情報伝達システムや、通信を使って健康を管理するプログラムの実証実験をする。

 市原健一市長は「インフラの整った研究学園都市と、昔ながらの農村部があるつくば市は対極的な課題があり、新たな街づくりの実証実験の場にふさわしい。先例としてほかの都市にも発信できる」と述べた。

 教育分野では、小中学校で環境、キャリア、国際理解をIT機器を使って学ぶ特別科目をつくる。文部科学省の認可を得て、秋ごろから試行を始める。総合的な学習の時間のつくば市版といったイメージで、来春からは小学校で週に1時間、中学校で週に2時間程度をあてる予定。全体の授業時間数は増やさないという。また、教育用タブレット型パソコンをモデル校1、2校に導入して新たな教育法を検証する。

 市は10年、筑波大と連携して独自の環境教育カリキュラムを作成した。今回は内容を拡大して独自色を強めた形だ。市教育委員会によると、これまで各校の特色として取り組んできた環境教育や、国際理解教育を体系化し、特別科目として全校で実施する試みという。タブレット端末を使うことについて、毛利靖・指導主事は「これまで使ってきたモバイル端末より画面が大きく、文字入力もできる。理科室での実験データをその場でまとめたり、撮影した写真上に特徴を書き込むなど、子供たちの気づきを大切にした授業ができるのではないか」と期待する。

 筑波大の大学院生向けカリキュラムは、インテルの社員研修プログラムを基にして開発し、12年度から導入する予定。授業は英語で行う。

 3者は10年12月、地域連携に関する覚書を締結し、「少子高齢化など、21世紀の課題解決に向けた街づくりを推進する」ことについて合意した。プロジェクトの方向性は、市原市長、山田信博・筑波大学長、吉田和正インテル社長の3人による連携協議会で決める。


 文部科学省は25日、16~65歳を対象とする経済協力開発機構(OECD)の「国際成人力調査」(PIAAC=ピアック)を8月から実施すると発表した。高校1年生が対象の国際学習到達度調査(PISA=ピザ)の大人版で、常識的な知識の活用や課題解決力を問う。

 調査には日本や韓国、米国、ドイツなど26カ国が参加。調査項目は読解力、数的思考力、ITを活用した問題解決能力で、数的思考力では、ローンの広告を見て年利率を答える問題などを想定している。

 OECDは5千人以上の回答を求めている。文科省は8月~来年1月、無作為抽出した1万人に依頼状を送り、同意が得られれば調査員が訪問するなどして1対1で調査。学歴や職歴、収入なども聞き取る。結果は2013年秋ごろに公表される予定という。


 千葉県立柏高校(柏市布施)の生徒たちが夏休み中、地元の小学校で算数を教えている。

 同校が昨年から始めた取り組みで、参加した小学生から好評で、今夏も市内の小学校2校の200人超の児童が参加する。県立柏の葉(柏市柏の葉)でも、同様の取り組みを始め、高校生による小学生向け教室は広がりをみせている。

 柏市立富勢小学校(柏市布施)では25日、5~6年生の児童約115人が6教室に分かれ、算数の問題集に取り組んだ。近くで見守るのは柏高生たち。児童が算数の問題につまずいて手をあげると、生徒は隣にしゃがみこみ、熱心に教えた。柏高生約20人は22日と25~28日の5日間、同小で「夏休み算数教室」の先生になる。富勢西小学校(同)でも25~29日に開かれている。

 同教室は昨年7月に初めて行われた。柏高は今年、2度目のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、地元の小中学生の理数系教育にも力を入れていることから、夏休み教室を始めることにした。

 今年は新たに松葉第一、同第二小学校(ともに柏市松葉町)の2校から、依頼があったが、県立柏の葉高が今年から取り組むことになった。

 柏高1年の立石敦美さん(15)は「自分が分かっていることを伝えることはとても難しいけれど、試行錯誤で教えて、小学生から『分かった!』と言われると、すごくうれしい。将来は教師になりたい」と笑顔で話した。富勢小6年の田中広樹くん(11)は「丁寧に説明してくれるからすごく分かりやすい」と喜んだ。

 富勢小の宇佐見文夫教頭(51)は「ほぼマンツーマンで見てもらえるので、児童にとって苦手を克服するいい機会。高校生も教える経験はいい経験。今後も続けたい」と話している。

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