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OBら写真や資料提供呼び掛け
高校野球の強豪・松商学園硬式野球部(長野県松本市)が2013年の創部100周年に合わせ、記念事業の一環で「松商野球部百年史」を発行する。
同校OBらの編さん委員会は、野球部の写真、手紙など記念品や資料の提供を呼び掛けている。
野球部は1913年(大正2年)、当時の松本商業学校に創設された。28年(昭和3年)年に夏の甲子園で優勝。松商学園に改称してからは91年春の甲子園で準優勝した。夏の甲子園出場35回は、北海(北海道)と並ぶ全国最多だ。元巨人で初の三冠王に輝いた中島治康選手や、日本ハム、中日で活躍した上田佳範選手らプロも輩出した。
百年史の編さん委員会は今年4月に発足。執筆ともに、創部から現在までの野球部に関係する新聞記事をスクラップし、OBから写真や記念品を集めている。
百年史は、A4判600ページを予定。野球部の通史や当時の写真、歴代監督の座談会、などを盛り込む。
編さん委員長でOBの宮坂真一さん(86)は戦時下の42年(昭和17年)年、「幻の甲子園」として知られ、文部省(現文部科学省)が主催した大会にマネジャーとして出場した。宮坂さんは「高校野球は人間形成の一環。松商はその考えを貫いてきたことを伝えたい」と意気込む。執筆を担当する同校教諭の窪田文明さん(63)は「大正から昭和初期の頃の野球部に関する資料が少ない。その時代の資料があれば連絡してもらいたい」と話す。
問い合わせは同校(0263・33・1210)へ。
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