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 「カンブリ」の愛称を持つ京都市北区の老舗(しにせ)予備校「関西文理学院」は23日、来年3月の廃校を決め、認可先の京都府に来年度の生徒募集停止を報告した。保護者らにはすでに文書で廃校を通知した。

 運営法人「関西文理学園」によると、同予備校は1951年に開校。学んだ生徒は10万人を超える。ピーク時の67年に4480人いた生徒は、少子化の影響で95年に2千人を割った。さらに大学数が増加したため、予備校需要が減少。04年以降は生徒数が千人を下回り、今年度は約400人にまで落ち込んだ。

 京大に約300人を送り込んだ年もあり、同予備校に入るための選抜試験も一時期行われた。

 在校生への授業は来年3月まで続ける。廃校後の校舎はグループ法人「関西文理総合学園」が運営する長浜バイオ大(滋賀県長浜市)の京都キャンパスとして使われる。

 関西文理学園の吉田保理事長は「少子化などによる苦境を承知で継続してきたが、限界を迎えた。予備校が培ったノウハウは大学教育の場で生かしていく」と話す。

 関西の老舗予備校では、06年に「大予備(だいよび)」という愛称の大阪予備校や、「北予備(きたよび)」の愛称があった大阪北予備校が相次いで閉鎖している。


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