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4月から6棟
盛岡市は4月、被災して、市内や近隣の大学や専門学校などに進学する学生向けに、復興支援学生寮を開設する。都市再生機構(UR)から借りた住宅6棟を、シェアハウスとして学生たちに無料で貸し出す。市によると、こうした支援策は極めて珍しいという。
学生寮にする住宅は、JR盛岡駅から南西約2キロの同市本宮(もとみや)にあり、区画整理時の仮住まいとして使われていた。震災後、同市は被災者のための「みなし仮設」用として、URから住宅8棟を無償で借り、うち2棟が使われている。残り6棟は空き家となっているため、学生寮に転用することにした。
市は新年度一般会計当初予算案に住宅の修繕費として273万円を計上。住宅は4LDKが中心で、1棟に3~5人、計20人程度を受け入れる予定だ。学生たちは個室に入り、台所や居間は共用。日中は管理人が常駐し、生活上の相談にものる。家賃は無料で、光熱費や水道料金などは学生たちが負担する。
盛岡市と隣の滝沢村には岩手大、県立大や専門学校などがある。同市は「学生が仮設住宅を出て一人暮らしを始める際の家庭の負担を減らしたい」としている。
入居の受け付けは今月下旬から。問い合わせは、市復興推進部事務局(019・651・4111)へ。
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