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 政府は30日付で、国が定める「常用漢字」に196字を追加、5字を削除して計2136字に改めた新常用漢字表を内閣告示した。常用漢字表の見直しは29年ぶり。パソコン変換機能の普及が進んだことなどを理由に、「鬱(うつ)」や「緻(ち)」、「彙(い)」などといった画数の多い、難しい漢字も新たに加えられた。

 都道府県名に使われる「茨」「栃」「埼」「梨」「阜」「阪」「奈」「岡」「媛」「熊」「鹿」の11字も追加。これまでの音訓も見直され、「関(かか)わる」「育(はぐく)む」など、日常的に使われる読みが追加された。一方で、「匁(もんめ)」など使用頻度が低い漢字は削除された。

 新常用漢字について、文部科学省は平成24年度から中学校、高校段階で指導するように新学習指導要領を告示に合わせて改定。中学で「大体を読む」ことができるように、高校で「主な漢字を書ける」ように、教育現場に求める。高校、大学入試での出題は27年度から容認する方針。

 常用漢字表は、日常的に使用される漢字の目安として政府が定めているが、一般に常用漢字以外の使用が禁じられているわけではない。今年6月、文化審議会が改定を答申していた。


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