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【久米島】県教育庁は29日、2012年度から10年間の県立高校編成整備計画に関する説明会を久米島町謝名堂のイーフ情報プラザで開き、恒常的な定員割れや少子化などを理由に、16年度卒業生をもって久米島高校園芸科を廃科にする素案を示した。地域住民や生徒、教員など約130人が参加し「今以上に生徒が本島へ流出する」「島の農業にとって園芸科は重要」など反対の声が相次いだ。
県教育庁は同校園芸科が40人の定員に対し10数人しかいないこと、久米島町内の保護者や生徒の普通科志向などを挙げ、普通科2クラスのみの学校に再編し、園芸科は園芸コースとして普通科の中に残すと説明した。今後も深刻な定員割れが続けば、14年度もしくは15年度の前倒しの廃科もあり得るとした。
参加者は「園芸科は島の農業を支える人材育成に貢献している。コースでは専門性に対応できない」と農業への影響を懸念。「普通科と園芸科を一クラスずつ設置してほしい」などの意見も上がった。
県は計画は素案であり地域からの意見を集約して年度内に最終案を決めるとの方針を伝えた。
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