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東京都教委は8日、国旗掲揚や国歌斉唱時の不起立などで懲戒処分を受けた教職員に実施している再発防止研修について、今後は学習指導要領などに基づき、起立することは教育者の責務であることを強調する内容に改めることを決めた。
従来は、地方公務員法に基づく校長の職務命令に従う義務を確認する内容にとどまっていた。文部科学省は都教委の方針について「全国的にも珍しいのではないか」としている。
都教委によると、研修内容に「教育における国旗掲揚や国歌斉唱の意義と教育者としての責務」を追加し、学習指導要領で実施指導が明確に位置づけられていることなどを説明するという。
これまではまとめて7月に研修していたが、今後は懲戒処分後すぐ実施するよう変更。卒業式での懲戒処分者は入学式前に研修し、入学式での再発防止を図る。今月の卒業式で処分者があれば4月5日に研修を行う予定という。都教委によると、昨年の卒業式と入学式での懲戒処分者は7人だった。
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