×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
最新ニュースについて、ご意見をネットで募集するコーナーです。10日の紙面で募集したテーマ「ノーベル賞受賞」について14日までに2498人(男性2164人、女性334人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
(1)科学研究費をもと増やすべきだと思いますか
YES→94% NO→6%
(2)日本の理工系の研究は国際的に高いレベルにあると思いますか
YES→60% NO→40%
(3)子供の理数教育を充実すべきですか
YES→96% NO→4%
■理系人材育成は国益
島根・男性会社員(36)「日本は技術立国なので、理工系の優秀な人材を育てることは国益にかなう。真に優秀な人材を育成するには時間と資金がかかる。今の風潮では教育面に対しても市場経済の原理が導入され、効率と実益が重視されがちだ。そのため巨額の費用を科学研究だけに回すのは難しい。基礎科学の分野で優秀な頭脳が海外に流れる傾向は続くと思う」
愛媛・男性元大学教授(68)「科学研究費(科研費)は、ある特定のグループや特定の人が独占していることが問題だ。能力のある研究者にある程度の研究費が届くようにしないと、日本全体のレベルが上がらない」
■教育水準の底上げ必要
山口・男性公務員(37)「今回の日本人ノーベル賞受賞者の功績は、あくまで数十年前の研究が対象だ。現在、高等教育機関にいる研究者が相対的に見て高水準の研究レベルにあるかどうかは疑問だ。日本の教育・研究水準レベルの底上げを真剣に考えるのであれば、高等教育のみならず教育全体にかかわる国の予算配分を見直し、教育関係の予算を大幅に増やす必要がある」
東京・男性会社員(36)「数年前まで国立研究機関で助教職だった。研究費増も大切だが、バックアップする秘書職なども必要だ。教授が助教、准教授に雑用を回すというサイクルをなくさないと優秀な研究者はつぶされてしまう」
■理科の実験に時間を
奈良・女性自営業(46)「今の子供は自然に触れる機会が少なく、疑問を持っても答えをせかされてゆっくり考える暇もない。理科の授業くらいはせめて3分の1は実験、観察に充て活発な意見交換ができるような環境が必要なのでは。バーチャルゲームで体験したような気になっていることは恐ろしい」
アメリカ在住・男性団体職員(30)「アメリカは優秀な人材が高いレベルの教育を受け、さらに能力を発揮できるのに対し、日本は平均点は高いが本当に優秀な人材も平均値に埋もれてしまうシステムになっている。教育システムの是正が課題だ」
(1)科学研究費をもと増やすべきだと思いますか
YES→94% NO→6%
(2)日本の理工系の研究は国際的に高いレベルにあると思いますか
YES→60% NO→40%
(3)子供の理数教育を充実すべきですか
YES→96% NO→4%
■理系人材育成は国益
島根・男性会社員(36)「日本は技術立国なので、理工系の優秀な人材を育てることは国益にかなう。真に優秀な人材を育成するには時間と資金がかかる。今の風潮では教育面に対しても市場経済の原理が導入され、効率と実益が重視されがちだ。そのため巨額の費用を科学研究だけに回すのは難しい。基礎科学の分野で優秀な頭脳が海外に流れる傾向は続くと思う」
愛媛・男性元大学教授(68)「科学研究費(科研費)は、ある特定のグループや特定の人が独占していることが問題だ。能力のある研究者にある程度の研究費が届くようにしないと、日本全体のレベルが上がらない」
■教育水準の底上げ必要
山口・男性公務員(37)「今回の日本人ノーベル賞受賞者の功績は、あくまで数十年前の研究が対象だ。現在、高等教育機関にいる研究者が相対的に見て高水準の研究レベルにあるかどうかは疑問だ。日本の教育・研究水準レベルの底上げを真剣に考えるのであれば、高等教育のみならず教育全体にかかわる国の予算配分を見直し、教育関係の予算を大幅に増やす必要がある」
東京・男性会社員(36)「数年前まで国立研究機関で助教職だった。研究費増も大切だが、バックアップする秘書職なども必要だ。教授が助教、准教授に雑用を回すというサイクルをなくさないと優秀な研究者はつぶされてしまう」
■理科の実験に時間を
奈良・女性自営業(46)「今の子供は自然に触れる機会が少なく、疑問を持っても答えをせかされてゆっくり考える暇もない。理科の授業くらいはせめて3分の1は実験、観察に充て活発な意見交換ができるような環境が必要なのでは。バーチャルゲームで体験したような気になっていることは恐ろしい」
アメリカ在住・男性団体職員(30)「アメリカは優秀な人材が高いレベルの教育を受け、さらに能力を発揮できるのに対し、日本は平均点は高いが本当に優秀な人材も平均値に埋もれてしまうシステムになっている。教育システムの是正が課題だ」
PR
この記事にコメントする