×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
神奈川県立海老名高校は、省エネなど環境に配慮した活動に積極的に取り組む企業の担当者を招いて、1年生全クラスで一斉に授業をするユニークな環境学習会を開いている。商品選びや生活スタイルを考えるばかりでなく、職業を考える場にもなっている。
学習会は今年度で5回目。日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会(NACS)が企画し、電機、化学、食品などの企業が参加した。
昨年11月の学習会では、まず最初に、田原房枝さんらNACSのアドバイザーらが講師になって、商品を購入する時に環境に配慮した商品を選ぶ「グリーン・コンシューマー」の体験授業を行った。
グループ分けした班ごとに、3種類のティッシュを配布。商品に記載された環境マーク、再生紙などの表示を説明した上で、どの商品が環境に優しいか、班ごとに順位付けして、その理由などを発表した。生徒たちは、牛乳パックや、木材以外のパルプを使ったことを示す様々な環境マークを確かめながら、商品選びを楽しんだ。
田原さんは「実際の商品の購入では、目的によっても順位付けは異なる。でも、商品を買うということは、その商品を製造する企業に一票入れること。環境を考えた賢い消費者になって」と強調した。
各企業の担当者は、それぞれの環境への取り組みを中心に授業を行った。ロイヤルホストを展開するロイヤルホールディングス広報部の森川覚さんは、家庭でも食品廃棄物を1人1日230グラム出しており、生ゴミ1キロ・グラムの焼却には0・13リットルの石油が必要と説明。同社では、工場で一次加工を行い食材のムダを省き、温度管理を徹底して廃棄する食材を減らすように工夫していることを紹介した。
電機メーカーのシャープは、太陽電池パネルを題材にエネルギーの有効利用の現状を語った。宇宙航空研究開発機構は、今年打ち上げ予定の温室効果ガス観測技術衛星「GOSAT」の機能や役割を説明した。
同高1年の上宇都正輝さんは「これからは、環境マークを意識して商品を選びたい。地球温暖化防止のため、企業と家庭の協力が大切だと思った」と話す。
環境教育担当の高山康人教諭は「生徒たちは、学習会を通じて、普段の生活でも環境のことを深く考えるようになった。企業の担当者から話を聞くことは、生徒への良い刺激になっており、キャリア教育にもなっている」と意義を強調している。
学習会は今年度で5回目。日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会(NACS)が企画し、電機、化学、食品などの企業が参加した。
昨年11月の学習会では、まず最初に、田原房枝さんらNACSのアドバイザーらが講師になって、商品を購入する時に環境に配慮した商品を選ぶ「グリーン・コンシューマー」の体験授業を行った。
グループ分けした班ごとに、3種類のティッシュを配布。商品に記載された環境マーク、再生紙などの表示を説明した上で、どの商品が環境に優しいか、班ごとに順位付けして、その理由などを発表した。生徒たちは、牛乳パックや、木材以外のパルプを使ったことを示す様々な環境マークを確かめながら、商品選びを楽しんだ。
田原さんは「実際の商品の購入では、目的によっても順位付けは異なる。でも、商品を買うということは、その商品を製造する企業に一票入れること。環境を考えた賢い消費者になって」と強調した。
各企業の担当者は、それぞれの環境への取り組みを中心に授業を行った。ロイヤルホストを展開するロイヤルホールディングス広報部の森川覚さんは、家庭でも食品廃棄物を1人1日230グラム出しており、生ゴミ1キロ・グラムの焼却には0・13リットルの石油が必要と説明。同社では、工場で一次加工を行い食材のムダを省き、温度管理を徹底して廃棄する食材を減らすように工夫していることを紹介した。
電機メーカーのシャープは、太陽電池パネルを題材にエネルギーの有効利用の現状を語った。宇宙航空研究開発機構は、今年打ち上げ予定の温室効果ガス観測技術衛星「GOSAT」の機能や役割を説明した。
同高1年の上宇都正輝さんは「これからは、環境マークを意識して商品を選びたい。地球温暖化防止のため、企業と家庭の協力が大切だと思った」と話す。
環境教育担当の高山康人教諭は「生徒たちは、学習会を通じて、普段の生活でも環境のことを深く考えるようになった。企業の担当者から話を聞くことは、生徒への良い刺激になっており、キャリア教育にもなっている」と意義を強調している。
PR
この記事にコメントする