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 近隣にある東京の私立と公立の中高一貫校が10月、小学生や保護者らを対象にした合同説明会を相次いで開く。ふだんは「ライバル関係」にあるが、共同で受験層を掘り起こし、共栄をはかろうという狙いだ。

 10月3日は日本橋女学館(中央区)の多目的ホールで同校と都立小石川(文京区)、都立白鴎(台東区)の3校が開催。24日は中村(江東区)の体育館で同校と都立両国(墨田区)、都立白鴎、安田学園(墨田区)の4校が開催する。

 各校の担当者が自校の特色や学校生活、進路指導などを紹介し、保護者からの個別相談を受ける。参加対象は日本橋女学館が小学生、中村が小中学生だ。

 日本橋女学館と中村はともに下町の女子校で、地元の受験生が多い。今回は両校から、都立校に合同説明会を働きかけたという。日本橋女学館の園田義宣教頭は「公立、私立のいいところを知ってもらい、進路選択の一助になれば」と話す。

 中学受験に詳しい安田教育研究所の安田理代表は「公立の中高一貫校は志願倍率が高い。私立校にとっては、ターゲットの重なる公立校の受験生に、私立を視野に入れてもらおうという掘り起こしになる」とみる。

 中村の場合、生徒の約7割が住む都東部に都立の中高一貫校が登場したことに警戒心を持っている様子だ。梅沢辰也教頭は「受験校を固めていない小学4、5年生に多く参加してもらった方がいい」と話す。


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