忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


 北朝鮮の世界遺産「高句麗古墳群」の一つ、江西大墓(こうせいたいぼ)の壁画の実物大複製に東京芸大が取り組んでいる。

 1月末に完成する見通しで、縦2・2メートル、横1・1~3・1メートルの画面上に、四方の守護神である青龍、朱雀、白虎、玄武の四神が躍動感あふれる姿でよみがえる。春には平山郁夫シルクロード美術館(山梨県北杜市)で初公開される予定だ。

 江西大墓(6世紀末~7世紀初め)は高句麗王の墓と推定され、その四神の壁画は、奈良県明日香村の高松塚、キトラ両古墳の源流ともいわれる。高句麗の古墳壁画の中でも傑作と評価されているが、現地では劣化が進んでいるという。元東京芸大学長で日本画家の故平山郁夫さんが、同古墳群の世界遺産登録を支援した経緯もあり、同大が2011年6月から複製に着手。細かく砕いた岩や土を特殊な技術で貼り付けた紙に、状態が保たれていた約30年前の壁画の写真データを補正して高精細印刷し、その上に壁画と同じ顔料で彩色している。

PR
この記事にコメントする
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリー
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]
Copyright(C) 教育のニュースとか All Rights Reserved