忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 大手進学塾の講師が平日夜や休日の土曜に公立中学で教える「夜間塾」が26日から、東京都杉並区立和田中で始まる見通しになった。都教委は「公教育の観点から疑義がある」と再考を求めていたが、杉並区教委が23日に文書で回答。それを都教委が検討し、「指摘した疑義はクリアされた」として容認する方針を固めた。都教委は24日に開かれる定例会で正式に決める。

 区教委は回答で、「保護者らでつくる『地域本部』の主催であり、学校の教育活動外の取り組みだ」と強調。機会均等の確保については「既に全生徒を対象とした土曜日学校を実施している。費用負担が困難な世帯には軽減措置を講じる」と説明した。希望したのに受講できない子が出た場合、区教委の井出隆安教育長は、全員の受け入れを求める考えを示した。

 民間企業である私塾が学校を利用することに対しては「公共性が認められる活動で営利性はない」、教材の内容選びに教員がかかわることには「塾が開発し、教員は連携しながら相談に応じる」ため、公務員の兼業兼職には当たらないと説明している。

 この回答に対して、都教委幹部は「公教育でなければ指導の範囲でない」との見解だ。また、「教育の機会均等が保たれる」と評価。教材を教員でなく私塾がつくる方針についても、懸念していた公務員の兼業にあたらないとしている。



PR
この記事にコメントする
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
カテゴリー
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]
Copyright(C) 教育のニュースとか All Rights Reserved