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 五輪などスポーツの国際大会で活躍できる才能を秘めた子どもを発掘、強化するアスリート養成事業で、香川県教委は小学4年生34人を育成選手に選抜した。名付けて「スーパー讃岐っ子」。17日の認証式から2年半の間、専門のプログラムに沿って特訓を積み、運動能力を高めていく。県教委は「体力面はもちろん、精神面もタフな一流の選手にしたい」と意気込む。

 県教委はこれまで、中学生を対象に「かがわジュニア育成プラン」を実施。2004年のアテネ五輪まで日本代表選手を輩出してきたが、昨年の北京五輪ではバレーボール全日本男子チームの植田辰哉監督しか出場せず、選手は1人も選ばれなかった。そこで、小学生まで引き下げて“英才教育”を施すことになった。

 中学入学前の3年間でトレーニング方法などを習得してもらうため、対象を小学4年生に絞り込んで公募。510人の応募があり、県が全小学生に行っている体力テストと書類審査、実技試験の結果、男子18人、女子16人を選抜した。全員が体力テストでは5段階評価で最高のAで「精鋭ぞろい」(県教委)という。

 今後、香川大や四国学院大の教授、ロサンゼルス五輪の体操日本代表選手ら県在住の専門家7人がプログラムを策定し、実際の指導にもあたる。今年度は土曜日を中心に計12日間、走る、投げる、跳ぶなどの基礎体力や身体能力の向上を目指すトレーニングを行う。

 さらに、カヌーや重量挙げなど普段はなじみの薄い競技も体験させ、適性の有無をチェックする。仲間とのコミュニケーション能力も高め、本番で実力を発揮できるメンタル面の強化も図る。保護者にも栄養学やけがの予防法を指導する。

 県教委保健体育課は「知識を吸収しやすい小学生のうちに基礎的な能力を身につけさせ、トレーニングを習慣づけておけば、中学生以降はさらに伸びるはず。ぜひ、五輪のメダリストを生み出したい」とする。


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