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 今後の漢字政策のあり方を検討している文化審議会国語分科会は28日、大阪の「阪」、熊本の「熊」など都道府県名に使われている表外字11字を新たに常用漢字に加える案を承認した。審議会は、「新常用漢字表(仮称)」にまとめ、2010年初めごろに文部科学相に答申する。常用漢字になると、小学校の国語でも漢字として教える可能性がでてくる。

 新たに加わるのは「阪」「熊」のほかに、奈良の「奈」、岡山の「岡」、鹿児島の「鹿」、山梨の「梨」、岐阜の「阜」、埼玉の「埼」、茨城の「茨」、栃木の「栃」、愛媛の「媛」。

 81年にできた現在の常用漢字表(1945字)では、地名や人名など固有名詞として使われる漢字を対象外としたため、「岡」など日常生活でなじみの深い漢字でも表外字とされた。都道府県名以外の固有名詞は、数が多くなるとしてこれまで通り対象外とする。

 同審議会は05年、情報化時代に対応する漢字政策のあり方について文科相から諮問され、審議を続けている。パソコンや携帯電話などの普及に伴って漢字をとりまく環境は激変しており、「書けなくても読めるだけでいい漢字」の扱いも新常用漢字表の重要な課題となっている。


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