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 小中高校生がロボット操作を競う「ワールド・ロボット・オリンピアード」(WRO)日本大会が12日、東京都内で開かれた。自立走行の正確さとスピードを競う競技部門と、テーマに沿ったロボットとプレゼンテーションの優劣を競うオープン部門の2部門に分かれて実施。競技部門では予選を勝ち抜いた65チームから、小学生部門で優勝した神奈川県厚木市立上荻野小学校の「勝どん」など12チームが、オープン部門は参加した7チームから上位4チームが、日本代表として11月にフィリピンで開かれる世界大会に出場する。

 競技部門は、教育用の市販のロボット製作キットと専用ソフトウエアを使用。赤外線センサーやタイマーを組み込み、規定のコースを自動で走行させる。難関は、決められた時間内でロボットを組み立て、会場に合わせてプログラムを調整しなければならない点だ。今大会は、小学生はピンポン玉を拾い、凸凹を乗り越える障害コース。中学生はロボットがスイッチを押してゲートを開け、高校生は柱を登ってピンポン玉を取る。競技部門の予選には全国から約730チームが参加。

 競技は2ラウンド制で、課題のクリアと走行タイムで得点が決まるが、2回とも完走したのは小学校部門1チーム、高校1チームにとどまった。小林靖英・大会実行委員長は「3回に1回の成功は、成功とは言わない。完走率をあげてほしい。本番で力を出すために、どこまで準備ができるか、『段取り力』が重要だ。世界大会では、世界中で自分のロボットが一番だと言えるようにがんばってください」と厳しい言葉をかけた。

 競技部門の日本代表に決まったのは、小学生部門▽勝どん▽サンダーバード11号(富山市立鵜坂小、同神保小)▽育星舎「科学の学校」Robotics K(大阪インターナショナルスクール、京都市立藤城小)▽K3(さいたま市立新開小、同大牧小)、中学生部門▽GLASSES(宇都宮市立古里中)▽疾風のDKT(横浜市立上郷中)▽サンダーバード83号(射水市立大門中、富山大学付属中、高岡市立南星中)▽奈良教育大付属中学校Challenger(同中)、高校生部門▽LITD(愛媛県立松山工業高)▽リヴァイアサン(福岡舞鶴高)▽Give You Wings(栃木県立宇都宮工業高)▽good attitude by tsutsuji(東北学院榴ケ岡高)。


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