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 パソコンでの学級新聞作りを通じて子どもたちの読解力や発信力を高めようと、和歌山県教委は19日、和歌山市でデジタル新聞制作研修会を開いた。新聞作りをサポートする毎日新聞からは東京本社「教育と新聞」推進本部の小野田正利本部長が講師として出席。小学校教諭らに見出しの役割などを伝えた。

 半導体大手のインテル(本社・米国)や放送大学ICT(情報通信技術)活用・遠隔教育センター(千葉県)と連携したプロジェクトの一環で、プロジェクトは10年5月にスタート。これまでに、山間部の4小学校の全児童54人にノートパソコンを1台ずつ無償提供している。

 研修会では、新聞記事から単語や文章を抜き出し、2人1組で見出しを考え発表した。発起人の同センターの中川一史教授は「見出しを検討することは子どもの判断力やコミュニケーション力の養成にもってこいだ」と話した。

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 東京都西東京市の市立小学校で2006年、新任の女性教諭(当時25)が自殺を図って死亡したのは過重な労働やストレスが原因だとして、両親が起こした公務災害認定請求に対し、地方公務員災害補償基金東京都支部は18日までに「公務外」との判断を示した。請求を退けられた両親は「納得できない」として同支部審査会に不服を申し立てる。

 同支部が出した通知書によると、教諭は06年4月に着任し、2年生の学級を担任。問題行動をうわさされた児童への対応をめぐり保護者から強い抗議を受けたほか、児童の体操着が便器内に捨てられるなどの問題も相次いだ。7月にうつ病と診断。10月末に自殺を図り、12月に死亡した。

 通知書の中で、同支部が委嘱した専門医は、うつ病発症と職務の過重負荷に「明らかな因果関係があった」との判断を示した。新任教諭には仕事が質的に重すぎ、量も限界に近かった可能性や、心の健康に関する職場の配慮が不十分だったことも指摘した。

 一方、上部組織にあたる同本部が委嘱した専門医は、時間外勤務時間数の少なさなどを根拠に、因果関係を否定。同支部は後者の意見に沿い「公務との因果関係は認められない」と結論付けた。

 代理人の川人博弁護士は「自ら依頼した専門家の『鑑定』を無視して正反対の結論を導いており、極めて非科学的な判断だ」と話している。


 親世代と同水準、仕送りは月7万円

 親元から離れて暮らす大学生への仕送り額が4年連続で減少したことが、全国大学生活協同組合連合会(東京)の調査でわかった。

 住居費などを除いた生活費は、親世代かそれ以前にあたる1978年の水準にまで落ち込んだ。

 調査は全国の国公私立31大学の学生が対象。昨年10~11月に実施し、9871人から回答を得た。

 マンションやアパートなど自宅外から通う学生は約半数を占め、仕送り額は月平均7万1310円と、前年より2750円の減。ピークの96年に比べ約3万円も減った。全く仕送りを受けていないのは自宅外生の10・5%で、昨年に続いて1割を超えた。仕送りが減る中、受けている奨学金の平均は2万6740円と、前年より310円増えている。

 自宅外生の住居費や貯金にあてる額などを除いた「生活費として使える額(食費、交通費、書籍費など)」は5万2670円と、親世代かそれ以前にあたる78年と同水準になった。この間、物価は上昇しており、大学生協連では「我慢の生活を送っている学生が多い。安く購入できる冷凍食品を使った弁当を持参したり、研究室で自炊したりする学生が当たり前になっている」と分析する。

 一方でアルバイト収入は自宅生、自宅外生ともに減少しており、特に自宅から通う大学4年生のアルバイト収入は月平均3万260円と、前年より約1割も減った。

 このほか、4年生が就職活動にかかった費用(2010年4~9月の半年間)を地域別にまとめたところ、北海道が9万3300円、中・四国が8万2700円と高く、神戸3万8900円、南関東(1都3県)4万3400円が低かった。企業訪問の交通費の差が出たものとみられる。

 大学生協連では「保護者の収入減で仕送りが減り、学生の生活が苦しくなった。就職活動が長引き、アルバイトをする時間も削られている」としている。


 文部科学省は18日、今春の国公立大入試の確定志願者数が前年度比1万4917人増の50万4193人になったと発表した。募集人員に対する倍率は同0・1ポイント増の5・0倍。不況下で学費の安い国公立大の人気が高まったとみられる。

 国立の志願者は37万817人で、倍率は前年度比0・1ポイント増の4・6倍、公立は13万3376人で、倍率は前年度と同じ6・7倍。大学別では、東大が同0・1ポイント増の4・2倍、京大は前年度と変わらず2・9倍などとなった。

 学部・系統別では、理系学部が、医・歯系で前年度比0・6ポイント増の6・0倍となったのをはじめ、薬・看護系で同0・3ポイント増の6・0倍、農・水産系で同0・3ポイント増の4・8倍、理工系で同0・1ポイント増の4・5倍と、すべての学部系で増加した。一方で、文系学部は同0・1ポイント減の5・1倍となり、「理高文低」の傾向が顕著となった。

 センター試験の成績で門前払いする「2段階選抜」は、前期日程で22大学が実施、3428人が不合格になった。

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