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 日本教職員組合(日教組)の「第60次教育研究全国集会」(教研集会)が22日、茨城県内で始まった。24日まで。各教科に関する発表のほか、学校現場から見えてきた格差や貧困の実態、本格実施が迫った新学習指導要領を踏まえ、新聞を活用した学習の実践例などが報告される。

 22日午前中、同県ひたちなか市の笠松運動公園体育館で全体集会が開かれ、主催者発表で約3千人が参加した。

 日教組の中村譲・中央執行委員長はあいさつで、民主党政権が新年度から小学校1年生を「35人以下学級」にする方針を打ち出したことについて「長年の要求事項で、一歩前進をみた」と評価した。

 昨年の全体集会には民主党議員が務める文科省政務官が出席して政権交代を印象づけたが、今回、大臣など同省政務三役は公務などで出席しなかった。

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 経済協力開発機構(OECD)が3年ごとに世界各国の15歳を対象に実施する学習到達度調査「PISA」。昨年12月に公表された09年の調査では、日本の学力低下傾向に歯止めがかかったことが話題になったが、他にも教育に関する諸外国との違いが分かる興味深いデータが示された。

 日本の生徒は、外国に比べて学校の先生をあまり信頼していない--。調査からは、こんな実態も浮き彫りになった。

 PISAには、生徒の家庭環境や学習条件、学校の置かれた状況を調べる「質問紙調査」がある。このうち生徒質問紙をみると、「助けが必要なときは、先生が助けてくれる」という問いに肯定的な回答をした日本の生徒は63・5%。OECD平均(78・2%)を15ポイント近く下回った。また、「たいていの先生は、私を公平に扱ってくれる」でも74・4%となり、OECD平均(79・2%)を5ポイントほど下回っている。

 国や家庭が子供の教育にかけた費用とPISAの成績の相関を見ると、日本は比較的“効率良い”結果だった。

 OECD加盟34カ国について、読解力の得点と、6~15歳までの10年間の児童・生徒1人当たりの教育支出(教職員の人件費や学校設備費、授業料など)をまとめると、日本の得点は520点で上位5番目に位置する一方、教育支出は7万7681米ドル(932万円、教育支出の調査があった07年当時のレート1米ドル=約120円で換算)で14番目だった。

 加盟国の中で最高得点を記録した韓国は539点で、教育支出は6万1104米ドル(733万円、同)。また、日本と点数の近かったニュージーランドは521点で、4万8633米ドル(584万円、同)。いずれも「コストパフォーマンス」は日本よりも良かったといえる。

 一方、教育支出が最も多かったルクセンブルクは15万5624米ドル(1867万円、同)と日本の2倍以上をかけたものの、得点は472点と振るわなかった。日本と同程度の教育支出だったイタリアは486点、スロベニアは483点だった。

 文部科学省の担当者は「総じて教育支出が多いほど得点は高くなる傾向がある」と前置きした上で「日本は諸外国と比較しても、効果的、効率的な教育システムを構築できているのでは」と指摘する。

 ◆「朝読書」効果あったが

 読書を趣味と答える生徒が増えるなど、日本の子供の読書離れには一定の歯止めがかかったものの、依然先進国水準には達していなかった。

 「読書は大好きな趣味の一つ」と答えた生徒は42%で、OECD平均(33・4%)を上回り、00年調査から5・5ポイント増加した。さらに、「本を最後まで読み終えるのは困難だ」と答えた割合は00年比12・2ポイント減の28・4%、「読書は時間の無駄だ」が同4・5ポイント減の15・2%と、読書に対し消極的な意識を持つ生徒は減った。文科省は「朝読書」など最近の学校現場の取り組みの成果が出てきたと分析している。

 また、趣味としての読書時間を聞いたところ、「趣味で読書はしない」という回答は00年の55%から44・2%に減り、11ポイントほど改善した。とはいえ、OECD平均(37・4%)に比べれば、依然として読書しない生徒の割合は多い。読書時間が長いほど読解力の得点が高い傾向は各国に共通しており、読書習慣の向上は引き続き大きな課題だ。ちなみに、学力トップの上海は「読書しない」が8%にすぎず、逆に毎日31分以上を読書に費やす割合が56・1%(日本は30・4%)と突出していた。

 ◆もっぱらメール

 日本の子供たちが、諸外国に比べインターネットを活用しきれていない様子も明らかになった。

 パソコンや携帯電話を使い、「週に数回」または「日に数回」は「生活情報をネットで検索する」と回答した日本の生徒は21・5%(OECD平均35・5%)▽「ネット上で辞書を使用する」は32・6%(同39%)。「ネット上で討論会やフォーラムに参加する」は、OECD平均で19・6%、最多の香港では5割を超えたのに対し、日本はわずか2・8%。調査した7項目のうち、日本の生徒がOECD平均を上回ったのは「メールを読む」の88・3%(同63・7%)だけだった。

 また、自宅のパソコンの有無も調査し、「使っている」「あるけれど使っていない」「ない」の三つから選ばせた。日本の家庭のパソコン保有率は81・6%だったが、それでもOECD平均(89・1%)よりは少ない。しかも、「あるけれど使っていない」生徒が、加盟国以外も含めた45カ国・地域の中で最多の10・8%に達したため、実際に「使っている」生徒は70・8%(同86・5%)だった。

 22回目となったセンター試験。利用校は増え続け、今年も過去最高を更新し800校余りが参加したが、来年から主要大学では初めて慶応大が“撤退”するなど変化の兆しも出ている。

 「正直に言ってショック」。大学入試センターの担当者が話す。慶大は、第1回から参加していた私大16校の一つ。だが、2006年度入試の医学部(英語)に続き、来年度入試から法学部と薬学部でも利用を取りやめて全学部から「センター利用受験」が消える。

 慶大の担当者は、「優秀な学生の獲得を目指し、独自の特色ある入試を導入する」と説明する。「センター試験のレベルでは、難関大を目指す層では差がつきにくい」(塾関係者)との指摘も出ており、こうした点に不満を持つ有力大学に撤退の動きが波及する可能性もある。

■大学入試センター試験の問題と正解( http://nyushi.yomiuri.co.jp/ )

 22回目となったセンター試験。利用校は増え続け、今年も過去最高を更新し800校余りが参加したが、来年から主要大学では初めて慶応大が“撤退”するなど変化の兆しも出ている。

 「正直に言ってショック」。大学入試センターの担当者が話す。慶大は、第1回から参加していた私大16校の一つ。だが、2006年度入試の医学部(英語)に続き、来年度入試から法学部と薬学部でも利用を取りやめて全学部から「センター利用受験」が消える。

 慶大の担当者は、「優秀な学生の獲得を目指し、独自の特色ある入試を導入する」と説明する。「センター試験のレベルでは、難関大を目指す層では差がつきにくい」(塾関係者)との指摘も出ており、こうした点に不満を持つ有力大学に撤退の動きが波及する可能性もある。

■大学入試センター試験の問題と正解( http://nyushi.yomiuri.co.jp/ )

 大学入試センターなどによると、東北新幹線の運転見合わせの影響で、仙台市の東北大と東北学院大の会場で受験生計3人が午前9時半からの公民の試験に間に合わず、東北大で1時間、東北学院大で40分、それぞれ開始を遅らせて別室で試験を実施した。東北学院大では、次の地理歴史にも1人が間に合わず、この1人について開始を1時間繰り下げた。

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