×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
約2000年前の古代の香りが楽しめる「大賀ハス」の種の保存・研究を続けてきた東京大学緑地植物実験地(千葉市花見川区)について、法人化による東大の財政難のあおりで、3月末での閉鎖、売却が検討されていることが分かった。大賀ハスは千葉市の花に指定され、市民に身近な存在。「ゆかりの場所を残せないか」との声が高まりそうだ。
大賀ハスの種は1951年、東大旧検見川厚生農場内の遺跡から植物学者の故大賀一郎氏が発見。開花に成功し、「世界最古の花」として米ライフ誌でも取り上げられた。種子は全国へ移植され、千葉県の天然記念物にも指定されている。
同農場はその後、東大総合運動場などになったが、大賀ハスの数百種とされる系統種の保存・研究は、隣に開設された同実験地で続けられてきた。ところが、東大などによると、予算不足や人員削減による施設集約のため、同実験地の閉鎖と売却が決まった。ハスの保存・研究は西東京市にある東大の施設に移す計画という。
地元自治会は08年から11年にかけ計約5万人の署名とともに千葉市へ存続を要望してきた。
PR
初めてご来店の方限定!初回特別料金で施術いたします!
爪に優しいカルジェル専門サロンが、大阪市中央区東高麗橋に誕生しました!
リラックスした雰囲気で指先のお洒落をお楽しみください。
詳しくはダイヤモンドネイルのホームページをご覧ください。
冬休みは大人と同じぐらいの7日間だけでした――。福島市の公立小中学校63校で4日、3学期の始業式があった。例年なら冬休みは2週間ほどだが、今年度は放射線対策で夏休みを延長した影響もあり、異例の短さになった。
福島第三小学校(渋谷朗校長)では午前9時過ぎ、児童492人が始業式に。顔をそろえるのは先月27日の2学期の終業式以来だ。1年1組の教室では尾形睦子教諭が「今年の冬休みはあっという間だったね」と話しかけ、児童から「短かったー」と声が上がった。
斉藤夏希さん(7)は「郡山市のおじいちゃんのところで餅つきをした。もっと遊びたかったけど、学校で友達と会うのも楽しい」と笑顔で話した。
北朝鮮の世界遺産「高句麗古墳群」の一つ、江西大墓(こうせいたいぼ)の壁画の実物大複製に東京芸大が取り組んでいる。
1月末に完成する見通しで、縦2・2メートル、横1・1~3・1メートルの画面上に、四方の守護神である青龍、朱雀、白虎、玄武の四神が躍動感あふれる姿でよみがえる。春には平山郁夫シルクロード美術館(山梨県北杜市)で初公開される予定だ。
江西大墓(6世紀末~7世紀初め)は高句麗王の墓と推定され、その四神の壁画は、奈良県明日香村の高松塚、キトラ両古墳の源流ともいわれる。高句麗の古墳壁画の中でも傑作と評価されているが、現地では劣化が進んでいるという。元東京芸大学長で日本画家の故平山郁夫さんが、同古墳群の世界遺産登録を支援した経緯もあり、同大が2011年6月から複製に着手。細かく砕いた岩や土を特殊な技術で貼り付けた紙に、状態が保たれていた約30年前の壁画の写真データを補正して高精細印刷し、その上に壁画と同じ顔料で彩色している。
京都造形芸術大(京都市)と山形県などが出資する東北芸術工科大(山形市)の運営法人の統合問題で、学校法人東北芸術工科大学は29日、理事会を開き、文部科学省に提出していた統合申請の取り下げを決定した。
徳山詳直理事長は記者会見し、統合計画をいったん白紙に戻す考えを示した。徳山氏は、京都造形芸術大を運営する瓜生山学園の理事長も兼任している。
両法人は事業基盤の強化などを目的に文科省に8月、統合を申請したが、東北芸工大に計約200億円を出資している山形県、山形市が出資財産の取り扱いが不透明だとして統合に同意しない決定をしていた。