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 昨年9月、埼玉県行田市立小学校の女性教師が、度重なるクレームで不眠症になったなどの理由で担任する3年の児童の両親を相手に慰謝料を求めて提訴した。親が教師を訴えるのは今どき珍しいことではないが、教師が親を訴えるのは初めてのことで、訴訟の是非について議論が起きている。

 どっちもどっちだという言い方も聞くが、私はそうは思わない。この訴訟は、今まで一方的に保護者から攻撃され続けてきた教師の側が、初めて、司法の専門家である裁判所の判断を求めた一種の緊急避難と考えるべきだと思う。

 教師は今や、まるでサンドバッグのように打たれっ放しの状態に陥っているのではないか? 文部科学省の問題行動調査によっても、ここ数年小学生の対教師暴力が増加している。教師は、子供や親からの攻撃にじっと耐え続け、専門職としての誇りをはぎ取られている。教師が親を訴える非常手段に出た事実を、今の教育が抱える困難を象徴しているものと見なければなるまい。

 少なくとも30年ほど前までは、親は教師にそれなりの敬意のまなざしを向けていたような気がする。教師に面と向かって大声で怒鳴ったり、何時間も続けて電話で抗議したりする親は稀(まれ)だったと思う。ところが近頃では、教師を教育サービスの提供者のように見なす一方で、自分たちはビジネスとしての教育サービスの受け手であるかのように勘違いする親が増えてきている。

 親の間には、教師には何を言っても許されると錯覚する風潮が広まっている。一部の親は公立学校の教師をなめきっているのだ。多くの学校では今、些細(ささい)なクレームでも校内のことは何でも「校長を出せ!」という話になりつつある。スーパーで買い物をして何か気に入らないことがあるとすぐキレて「店長を出せ!」と大騒ぎする不心得な客に似ている。わが子のことしか見ることのできなくなった親の身勝手な要求や、常識というブレーキの壊れた親の問題行動によって学校の教育機能が破壊され始めていると言っていい。

 自らの思い込みを絶対視して、理不尽な要求を突きつける一部の親に、教師たちは心身ともに疲れ果ておびえている。私の耳に入る限りでも、親の度を過ごしたクレームが原因でノイローゼ寸前に追い込まれる校長や教師が目立って増えている。

 今度の訴訟について「教師が親を訴えるのは前代未聞」「訴えるべき相手は上司として自分をサポートしなかった校長と市教委」と批判する人もいる。しかしこれは、事実を見ないお門違いの考えだ。問題を担任に任せて逃げ回る校長や教育委員会が多い中で、校長と市教委は筋を通してきちんと対応していると思う。

 もうそろそろ、公立学校の教師をやみくもに非難し追い込むのはやめようではないか。学校教育の現場に、学びにふさわしい静かな環境と秩序を取り戻そうではないか。その上で教師には、教えることについての誇りを回復してほしい。

 東日本大震災は、地震・津波・原発事故という戦後最大の災害となった。避難所に充てられた学校で、教職員は黙々と被災者を支援している。希望を捨てず、たじろぐことなく困難に立ち向かう大人の姿を目にして、子供たちは、きっと何かを学び取ってくれるに違いない。

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 高木義明文部科学相は25日の閣議後会見で、北朝鮮による韓国への砲撃で停止している朝鮮学校の授業料無償化適用審査について「今年度中の審査再開は困難」との見解を示した。年度をさかのぼっての支給については「(法的に)可能なのかどうか検討する」と述べ、10年度の朝鮮学校卒業生を無償化制度の対象としない可能性も示唆した。これまでは審査停止の理由を「朝鮮半島情勢が不安定なため」としていたが、会見では「大震災への対応もあり、事務手続きが進まない」と加えた。


 東京都立蒲田高校(大田区)が2007、08年度の入試で、選考基準にない頭髪や服装の乱れなどを理由に受験生を不合格としていたと、都教育委員会が25日発表した。本来は合格していながら不合格になった生徒は21人いるという。直原裕・都立学校教育部長は「あってはならない事態。関係者に深くおわびする」と話した。

 都教委によると、同校が独自にチェックしていた項目は茶髪など頭髪の色、ピアスの着用や跡の有無、スカートの長さやズボンの腰の位置など。願書提出や面接控室、受験室内の様子を複数の教員が見て、抵触する受験生の一覧を作成していた。

 都教委の入試実施要綱では、同校は中学校が提出する調査書や面接、小論文などを点数化して評価するとしており、頭髪や服装などに関する基準はない。しかし、該当する受験生を不合格にするため、点数(1千点満点)を最大154点減点。本来なら不合格だった受験生9人に加点して合格とするなど、不正な得点調整は2年間で61人にのぼるという。

 芝尾仁前校長が独自に方針を決め、前副校長らに指示した。受験希望者らへの学校説明会などでも説明していたという。前校長は「学習意欲の高い生徒だけを集めようと思い、不正な選考をした」と話しているという。

 都教委は、昨年3~4月に外部から匿名の情報提供を受け、調査していた。今月25日付で芝尾前校長を懲戒免職、担当の前副校長を停職3カ月とするなど、関係者を懲戒処分とした。

 不正に不合格とされた受験生21人には今後、事情を説明し、謝罪する。受験生が私立高に進学していた場合、授業料の差額を支払うなどの措置を検討するという。


 後期入試 3万1424人合格

 大阪府内の公立高校後期入試の合格発表が24日、135校であり、3万1424人が合格した。

 定員割れが相次ぎ、府教委は同日、現行の入試日程になった2003年度以降最も多い71校で2次募集を実施すると発表。府が新年度から拡充する私立高校授業料無償化で、私学への専願者が急増した影響とみられる。

 大阪市天王寺区の府立高津高校では、午前10時に合格者の受験番号を記した掲示板が張り出されると、一斉に歓声が上がり、携帯電話で自分の番号を撮影する受験生も。同市中央区の岡井咲樹(さき)さん(15)は「第1希望校に受かり、本当にうれしい。バレエを習ってきたので、勉強と両立してダンス部でも活躍したい」と笑顔で話した。

 定員に満たず、2次募集をする公立高校は、前年度は25校で、今回は3倍近い。府教委の担当者は「想定していたよりも多かった。受験生にとっては、授業料が公立と同じように無償なら、先に試験のある私学で早く進路を決めてしまいたいという思いが強かったようだ。生徒のニーズに応えられる特色ある公立高校づくりを進めていきたい」と話した。

 2次募集は全日制47校(前年度9校)、多部制単位制1・2部3校(同なし)、定時制・多部制単位制3部21校(同16校)で実施され、出願は25日午前9時~正午。出願時に面接がある。合格発表は29日。

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