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 今年は「国際生物多様性年」。10月には名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催され、活発な議論が展開される。しかし、改めて「生物多様性って何?」と聞かれると、漠然としていて捉(とら)えどころがない。なぜ、生物の多様性が失われてはいけないのか。親子で話し合ってみるよい機会だ。

 ◆ありのままに見る

 経済広報センターが今春行った「生物多様性に関する意識調査」(有効回答2057人)によると、約6割が「生物多様性」という言葉を知っていたが、「内容を知っている」のは27%。世代間によるギャップが大きく、60歳以上は35%だったのに対し、29歳以下は23%。今年が「国際生物多様性年」であることを知っている人はわずか12%にとどまった。

 生物多様性への理解が浅いのは、多様な生き物と触れ合う機会がないことと無関係ではない。

 三浦半島の東端にある「観音崎(かんのんざき)自然博物館」(神奈川県横須賀市)は東京湾に残された唯一の自然岩礁(がんしょう)海岸に囲まれ、年間を通して子供から大人まで多くの人が訪れる。石鍋壽寛(としひろ)館長は「ありのままの生き物をありのままに見ることが大切。そうすることで生き物が生息する海や森が勝手に情報を発信し、さまざまなことを教えてくれる。すべての生き物が支え合って生きているという原則を知るだけでも、生物多様性のおもしろさが増す」と説明する。


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