×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
福岡女子大大学院(福岡市東区)は来年度から、医療の知識を豊富に持つ「臨床栄養師」の育成を始める。
医療現場での即戦力として期待されており、同大は21日、臨床研修を受け入れてもらうため、国立病院機構九州医療センター(同市中央区)と連携協定を結んだ。
臨床栄養師は、医療機関で専門的に働く栄養士の育成を目指し、日本健康・栄養システム学会が創設した資格。国家資格「管理栄養士」の取得者が、さらに医療に特化した100時間の講座と900時間の臨床研修を受けて得られるもので、全国では約200人が取得している。
同大はこれまで、学部で管理栄養士を養成してきたが、医療の専門知識がある栄養士を求める声があったことから、大学院で臨床栄養師を育成することにした。主に学内で講座を開き、臨床研修は同センターに受け入れてもらう。
同センターであった調印式には、梶山千里学長と村中光院長が出席。梶山学長は「医療と密接に関わる栄養士が育つようにご指導いただきたい」、村中院長は「医療に特化した栄養士の育成は大切」と話した。
連携協定にはこのほか、双方による共同研究の充実なども盛り込んだ。
PR
この記事にコメントする